お互いの魅力を高め合うコラボ力

最近、「ワインコラボ会」を立ち上げたように、私の中では「コラボ」というのが一つのキーワードになっています。

しかし、なんでもかんでもコラボすればいいというわけにはいかないでしょう。

一番の目的は、自分の持つコンテンツが更に輝きを増すこと、同時に組む相手の輝きも増すことにより、顧客の注目を集め、「win-win」の関係を築くことにありますから、相手からうまく利用されて埋没してしまっては意味がありません。

ちなみに私にはコンテンツを作る能力はありませんが、ビリー妻は、本質的な「結婚マインド」「家族マインド」啓蒙をテーマとしたコンテンツを作ったので、彼女のコンテンツを引き立たせるためのコラボ戦略というのが今後大事になってきます。「7つの習慣」の法則にもあるような「win-win」に留意してこれからのコラボ戦略を練っていきたいと思います。

ところで、私が大好きな日本人のヴォーカリストにマー...チンこと鈴木雅之さんがいます。マーチンは「キング・オブ・ラブソング」とも言われ、あの艶っぽく切ない歌いっぷりには魅了させられます。

アーチストは、自作にこだわる人も多く、それはそれでいいのですが、最近の音楽界の低迷に見られるように、なかなか自作だけではマーケティング的に厳しいです。それもあって、最近は昔の名曲のカヴァー曲を歌ったり、他アーチストとのコラボの作品・ライブが増えてきています。

マーチンは、以前からとりわけコラボ路線を積極的に行っています。古くは、山下達郎、小田和正、菊池桃子、レイ・パーカージュニア、ポール・ヤング、島谷ひとみ、ゴスペラーズ等とのコラボ、最近だと、槇原敬之、川畑要、さだまさし、森山直太朗等がいます。

自分でも作曲はできますが、自分の魅力を最大に引き出すにはどうすればいいかということを考えて戦略を考えているようです。大物ともなればプライドが高い人が多いので、難しい面はありますが、コラボ戦略によって、ヴォーカリスト・鈴木雅之の魅力を引き立たせているのは確かでしょう。

私がやることとは全然分野は違いますが、マーチンのコラボ戦略が一つのお手本と思っています。